このサイトについて

  • このサイトでは、親と子どもの心の健康を支えるための研究や取り組みを紹介しています。
  • 父親のメンタルヘルス、子どもの不安、妊娠・子育て期の支援ニーズなど、現場の声をもとにした新しい支援のかたちを発信しています。
  • 誰もが安心して子育てできる社会の実現を目指して活動しています。

帯包エリカ
Erika Obikane, MD, MPH, PhD(小児科医)

所属
国立研究開発法人国立成育医療研究センター 社会医学研究部 行動科学研究室 室長
東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野 非常勤講師

資格・学位
医師(小児科専門医)、公衆衛生学修士、医学博士

研究カテゴリー 
周産期うつ、父親のメンタルヘルス、親子のメンタルヘルス、母子保健のリスクアセスメント、児童虐待予防、インターネット認知行動療法(iCBT)

小児科医として子どもたちに関わる中で、親のメンタルヘルスは、子どもの身体や心の健康、健やかな発達に深く関わっていることを実感していました。

特に、妊娠期から父親・母親の子育て上の困りや小さな不調に気づくことや、心の健康のための予防を行うことは、親や子どもを含む家族全体の健康にとって重要です。

私の関わっている研究の共通する視点は、「支援の必要性を早期に把握すること」、そして「医療職が限られる現場でも、ICTの活用や保護者自身の関与を通じて、地域や場所を問わず継続的な支援が可能となる仕組みを作ること」です。

親と子どものウェルビーイングを支える新たな支援のかたちについて、皆さんと考えていきたいと思っています。

🎥 研究のきっかけや、現在取り組んでいるプロジェクトについて約2分の動画にまとめています。よろしければご覧ください。

経歴

2026年4月-現在
国立成育医療研究センター 社会医学研究部 行動科学研究室 室長

2023年10月-2026年3月
国立成育医療研究センター 社会医学研究部 上級研究員(2024年度 国立成育医療研究センター 卓越研究員)

2022年4月-現在
東京大学大学院 医学系研究科 精神保健学分野 非常勤講師

2021年4月-2022年3月
東京大学大学院 医学系研究科 精神保健学分野 特任助教

2017年4月-2024年3月
東京都児童相談センター 非常勤医師

2014年-2016年3月
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 小児科 医員

2013年
Children’s Hospital of Pittsburgh, Division of Adolescent Medicine
リサーチアソシエイトとして研究留学

2008年4月-2013年3月
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 小児科 医員

2005年4月-2008年3月
国立成育医療研究センター 総合診療部 レジデント

2003年4月-2005年3月
武蔵野赤十字病院 臨床研修部 初期研修医

研究紹介

親と子どもが安心して過ごせる社会を目指して、妊娠期から学童期までのメンタルヘルスに関する研究と取り組みを進めています。現在取り組んでいる3つの研究をご紹介します。

母子保健のリスクアセスメント研究

妊娠中や子育て中の家族の困りや不調に気づき、早期に支援につなげるための共通ツールを、こども家庭庁や自治体と協働して開発を行っています。

父親の周産期メンタルヘルス研究

これからお父さんになる方が、不安やストレスを抱えこまずに子育てができるよう支援する研究です。

子どものメンタルヘルス研究

学童期に不安を抱える子どもに、親が対処法を学び子どもを支援する方法を研究しています。



これまでに行った講演やシンポジウム登壇、メディア掲載などをご紹介しています。

口頭発表・講演

  • 2025年3月31日
    江東区城東保健所 養育困難事例検討会.「リスクアセスメントシートの理解と活用に向けて」
  • 2025年3月12日
    香川県健康福祉部 妊娠SOS相談支援体制整備事業研修会.「母子保健活動におけるリスクアセスメント~効果的なリスクアセスメントシートの活用方法について~」
  • 2025年3月10日 
    藤沢市こんにちは赤ちゃん事業ハローベビィ訪問員研修.「産前・産後期の父親のメンタルヘルスと父親支援について」
  • 2025年3月5日
    新ひだか町オンライン研修.「母子保健活動における支援が必要な家庭を把握し共有するためのリスクアセスメント」
  • 2025年3月3日
    中央区保健所 要支援家庭への支援検討会.「母子保健のリスクアセスメントシートについて」

メディア掲載

論文

  • 2024年2月
    「母子保健から児童福祉へ共有するためのリスクアセスメントシートについて」が母子保健情報誌第9号に掲載されました